フランス期待の若手2人に仰天トレード案？
フランス代表の将来を背負う存在として注目される筆頭がリヨンのベンゼマだとしたら、それにつづくのは同じリヨンのベン・アルファとマルセイユのナスリだろう。
28日付のレキップ紙は、ともに昨年初めて代表入りした1987年生まれの2人に、“交換トレード”の話が浮上していると報じた。今シーズンはケガが多く出番は減ったもののチームの司令塔として欠かせない存在であるナスリ（27試合出場、すべて先発）に対し、まだ控えに回ることが多いベン・アルファ（今季の出場28試合中、先発は17試合）が“等価交換”の対象となるのか疑問もあるが、テクニックは折り紙付きで、ナスリの3分の2のプレー時間ながら得点で上回るベン・アルファには、それなりの魅力があることはたしか。
ナスリは、マルセイユと2009年までの契約があるが、本人がシーズンオフに移籍を申し出れば、マルセイユがそれを認めるという事項も含まれる。リヨンの“至宝”扱いをされるベンゼマが、プライベートでは、同じチームで長くプレーしてきたベン・アルファよりもナスリとウマが合うという事情が関係しているのだろうか。
ただし、生まれも育ちもマルセイユのナスリがチームに抱く愛着は格別のものがある。第35節終了時点で3位に浮上したマルセイユが、この順位を守れずにチャンピオンズリーグの出場権を逸すれば、この話ももう少し現実味を帯びるかも知れない。またベン・アルファは、アーセナルなど複数のクラブから誘いを受けており、あえて“格下”のマルセイユにプレー先を求める必要はないとの見方もある。
28日付のレキップ紙は、ともに昨年初めて代表入りした1987年生まれの2人に、“交換トレード”の話が浮上していると報じた。今シーズンはケガが多く出番は減ったもののチームの司令塔として欠かせない存在であるナスリ（27試合出場、すべて先発）に対し、まだ控えに回ることが多いベン・アルファ（今季の出場28試合中、先発は17試合）が“等価交換”の対象となるのか疑問もあるが、テクニックは折り紙付きで、ナスリの3分の2のプレー時間ながら得点で上回るベン・アルファには、それなりの魅力があることはたしか。
ただし、生まれも育ちもマルセイユのナスリがチームに抱く愛着は格別のものがある。第35節終了時点で3位に浮上したマルセイユが、この順位を守れずにチャンピオンズリーグの出場権を逸すれば、この話ももう少し現実味を帯びるかも知れない。またベン・アルファは、アーセナルなど複数のクラブから誘いを受けており、あえて“格下”のマルセイユにプレー先を求める必要はないとの見方もある。
