セリエA第31節の2試合が行われた29日、アウエーでラツィオと対戦したインテルは前半11分FWクレスポのゴールで先制するも後半14分ラツィオのFWロッキにゴールを奪われ1−1のドローに終わった。

 試合後インタビューに応じたインテルのロベルト・マンチーニ監督は「我々にもう少し強欲さがあれば2−0と引き離し、リスクを回避できたのだが…。しかし、現在ラツィは絶好調なので、我々の思い通りの展開にはならなかった。ロッキのゴール?正確な判断は難しいが、オフサイドだったと思う。同じようなケースでスアゾのゴールはオフサイド判定となったが、事態を大きくするつもりはない。来週末まで試合はないので、練習に集中することができる。今後15日間が正念場だ」と分析した。

 インテルは勝ち点「69」の首位。この日2位ASローマがカリアリ相手にドロー(1−1)に終わったため、勝ち点差「4」は変わっていない。