インテルのエルネスト・パオリッロ副会長にとっては、ユベントスが先日AIA(イタリア審判協会)とFIGC(イタリアサッカー協会)に提出したとされる“誤審問題”に関する抗議文は、むしろユベントスの首を絞めることになると確信しているようだ。

 パオリッロ副会長は「(誤審問題などについて)皆がそれぞれ望むようにリアクションを取ればいいことだが、(今回の件は)審判にプレッシャーを与え、よりナーバスになるだけだろう」と言及した。

 パオリッロ副会長は続けて「過去を見てもよく分かる通り、全てのクラブが早かれ遅かれ誤審を受けるものだ…。結局のところ、ピエールルイージ・コリーナ(元主審)のみが審判のレベルを判定できる唯一の人物だ」とコメント。インテルよりの笛が多いと叫ばれる中でのユベントスの行動に対し、皮肉たっぷりに反撃した。