15日発売のフランス・フットボール誌によると、フランス代表はユーロ2008開幕を控えた5月にグルノーブルの新スタジアムで調整試合を行う予定だが、その対戦相手の候補に日本代表が挙がっている。フランス・フットボール連盟(FFF)のエスカレット会長は「我々はユーロ開催までに親善試合を5つか6つ組みたいと思っている。日本はその候補のひとつ。まだ完全に決まったわけではないが、話し合いが進んでいる」と語っている。

 現時点で決まっているフランスの親善試合は、2月6日の対スペイン戦(スペイン、マラガ)、3月26日の対イングランド戦(サンドニ)の2試合のみ。

 グルノーブルは、フランス代表がユーロ2008開幕直前の合宿を行うアルプス地方のティーニュに近い。その新スタジアム「スタッド・デ・ザルプ」(アルプス・スタジアム)は、日本のインデックス社が経営するフランス・リーグ2部のグルノーブル・フット38(伊藤翔が在籍)の本拠地だ。フランス代表の対戦相手が日本代表となるよう関係者が動いていても不思議はない。なお新スタジアムはほぼ工事が完了しており、2月15日の2部リーグ戦グルノーブル対クレルモンフェランがオープニングマッチとなる予定。