17日に行われたEURO2008予選グループEの試合で、ロシアがイスラエルにロスタイムの失点で1−2で敗れた。これで同組ライバルのイングランドに自力突破の芽が復活した。
 試合はホームのイスラエルがバルダのゴールで先制する。しかし、後半に入って猛攻を仕掛けたロシアは61分にビリャレトディノフのゴールで追いつくと、さらに勝ち越し点を狙うが、ロスタイムにイスラエルは途中出場のゴランが決勝点をたたき込んだ。

 首位のクロアチアはこの日の試合でマケドニアに0−2で敗れたが、ロシアが勝ち点を伸ばせなかったために、勝ち点26で予選突破を決め、この日試合のなかったイングランドは勝ち点23で2位をキープ。ロシアは勝ち点21で3位。
 イングランドは最終戦のクロアチア戦に引き分け以上で予選突破が決まる。