デ軍、岩村に二塁コンバート説―。タンパベイ・デビルレイズの地元紙「セント・ピーターズバーグ・タイムス」紙の電子版は、27日付で、タンパベイの岩村明憲三塁手が、二塁にコンバートされる可能性が出てきたと報じた。
 「急を要する問題ではないが」と前置きされた同記事の中で、球団は、06年にドラフト1巡目で獲得した若手有望選手、イワン・ロンゴリア内野手が、「遅かれ早かれ、マイナーリーグから昇格する時期に来ている。球団は、彼のスポットを探さないといけない」と、メジャー昇格が近づいていると報じ、「恐らくは、岩村がサードから二塁に廻って、ロンゴリア内野手の守備位置を空ける形になるだろう」と予想している。
 ロンゴリア内野手は、今年、ダブルA「モンゴメリー」と、トリプルA「ダーハム」に所属して通算打率・304、25本塁打、95打点という打撃成績を残しているが、両チーム通じて守備位置は、サードに固定されていたという。そのため、経験豊富な岩村が、そのユーティリティーぶりを期待されているようだ。