インテル入団が確実視され、先週にはクラブのメディカルチェックまで受けていたカリアリのスアソだが、ここに来てライバルチーム、ミランへの入団が取り沙汰され、大きなニュースとなっている。カリアリのチェッリーニ会長はインテルのモラッティ会長と移籍金について大筋で合意に達していたが、その後モラッティ会長からの連絡が途絶えたそうだ。ここぞとばかりにミランが“スアソ強奪”に走り、合意に達した、というのが報道された内容だ。ミランはジラルディーノの移籍が確実視されているため、その代わりとなる選手の獲得が急務。バルセロナのエトーやチェルシーのシェフチェンコの獲得も噂されているが、インテルが目をつけたスアソを招きいれることで、チーム力増強とインテルの面目潰しの両方の効果を期待しているのだろう。とはいえ、正式にサインするまで何があるか分からない世界。スアソの動向にますます注目が集まっている。