アンリが太鼓判「今こそベッカム代表復帰の時」
アーセナルのFWティエリ・アンリが、デイビッド・ベッカムのイングランド代表復帰を後押ししている。このフランス代表FWは、6月1日に控えたイングランド対ブラジルの親善試合で、ベッカムを代表メンバーに選出すべきだと主張した。
来シーズンのアメリカ移籍を発表して以降、レアル・マドリーでベンチ生活を強いられたベッカム。しかし、シーズン中盤に出場機会を与えられると、その後はチームを牽引する活躍を見せている。そのプレーぶりに感銘を受けているというアンリは、サポーターから聞こえる“ベッカム待望論”こそが、その存在価値を証明していると語る。
「デイビッドは今でもトップクラスの選手だよ。今シーズンのレアルでのプレーを見れば一目瞭然だ。レアルの中でも、一番安定感があるんじゃないかな。正直言って、イングランドで彼が正当に評価されているとは思えない。イングランド代表の監督を務めるのは、とても厳しい任務だし、スティーブ・マクラーレンの仕事に口を出すべきではないだろう。ただ、デイビッドがイングランド代表でプレーしていた頃は、その存在があまりにも当たり前だったんだ。彼がいなくなると、すぐに復帰を望む声が聞こえ出しただろ? 彼はイングランド・サッカー界にとって、重要な選手なんだよ」
一方、代表復帰について聞かれたベッカムは、慎重な受け答えに終始している。
「イングランド代表でもう一度プレーできるかどうかなんて、誰にも分からない。祖国のためにプレーするだけじゃなく、キャプテンも任されて、僕は本当に幸せだった。いつも言っている通り、いつでも復帰する準備は出来ている。あとは、チャンスを待つだけさ」
ユーロ2008予選では、同組のクロアチアに敗れ、格下のマケドニアやイスラエルには引き分けるなど、予想外の不調でグループ4位に沈むイングランド。6月6日に控えるエストニア戦で大勝し、グループ突破への勢いを得るためにも、幾度となくイングランド代表を救った“黄金の右足”の力を借りる時が来たのかもしれない。
来シーズンのアメリカ移籍を発表して以降、レアル・マドリーでベンチ生活を強いられたベッカム。しかし、シーズン中盤に出場機会を与えられると、その後はチームを牽引する活躍を見せている。そのプレーぶりに感銘を受けているというアンリは、サポーターから聞こえる“ベッカム待望論”こそが、その存在価値を証明していると語る。
一方、代表復帰について聞かれたベッカムは、慎重な受け答えに終始している。
「イングランド代表でもう一度プレーできるかどうかなんて、誰にも分からない。祖国のためにプレーするだけじゃなく、キャプテンも任されて、僕は本当に幸せだった。いつも言っている通り、いつでも復帰する準備は出来ている。あとは、チャンスを待つだけさ」
ユーロ2008予選では、同組のクロアチアに敗れ、格下のマケドニアやイスラエルには引き分けるなど、予想外の不調でグループ4位に沈むイングランド。6月6日に控えるエストニア戦で大勝し、グループ突破への勢いを得るためにも、幾度となくイングランド代表を救った“黄金の右足”の力を借りる時が来たのかもしれない。