欧州CLからの敗退、かつてのヒーロー、FWロナウド(30)のACミラン選手としての“ダービー”デビューに際し、インテリスタ(インテル・サポーター)の熱狂が予想される“ミラノ・ダービー”対ACミラン戦を翌日に控えた10日、インテル監督マンチーニが取材に応じた。

「欧州CL敗戦のショックを明日の“ミラノ・ダービー”に持ち込んではいけない。あくまで、2位ASローマとの勝ち点差を保つためだけに“勝ち”にこだわりたい。リベンジなど馬鹿な考えは持たないでほしい」と語り、試合の目的を見失わないように促した。

 また、バレンシアでの乱闘について「グラウンド上での喧嘩は過去に何度も経験してきた。あの乱闘が初めてではなかったし、残念ながら最後にもならないだろう。我々の選手は試合中ずっとバレンシアの選手から挑発を受け続けていたようだが、最終的にその挑発に乗ってしまったのだから、我々に全く非がないとは言えない」と乱闘を冷静に語った。