青春を取り戻した清水と卍丸

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2月22日(木)、新木場1stRINGにてEl Dorado『清水&卍ナイト〜TREASURE CRUISING -sail.1-』が行われた。
前大会で興行を買い取った卍丸が、清水と組み興行をプロデュースする予定だったが、卍丸は前大会後に音信不通に。全5試合中3試合にX(対戦相手未定)が組み込まれる異例の幕開けとなった。

メインは興行決定当初から決まっていた清水vs卍丸が行われた。静かな立ち上がりだったが、卍丸が清水を場外に連れ出すと主戦場は観客席に。レフェリーがカウントを数えるも、卍丸はリングに戻る素振りを見せず。場外で清水を机の上に叩きつけた所でゴングが鳴らされた。卍丸は何事もなかった様にリングに上がり、「今日はありがとうございました。また、どこかで」と挨拶をしリングを去ろうとする。ブーイングの嵐の中、川畑代表が「こんなんじゃ、興行がしまらない」と卍丸を引き留める。「こうなるだろうと思って、選手に話はつけてあるから」といい、時間差バトルロイヤルを開催すると宣言。花道から近藤と大鷲が登場し、リング上の清水&卍丸を急襲。
バトルロイヤルでは個々が持ち味を発揮。最終的にリング上には清水、アントーニオ本多、バラモン兄弟が残る。バラモン兄弟に攻め込まれ、ピンチになった清水だったがカウント中にレフェリーの様子が急変。口からゲルを出し倒れ込んでしまう。アントーニオがレフェリーの意志を継ぐと宣言しレフェリーに転向。数的不利に立たされた清水だったが、、怨霊がバラモン兄弟にパウダー攻撃でアシスト。すかさず清水がオレンジの毒霧を見舞いバラモン兄弟をまとめて丸め込み勝利した。
バトルロイヤルを制した清水は卍丸を呼び出し「素直に借金を返そうとしたけど、お前、肩が悪いだろ?俺も経験してるから。手術しないと治らないんだよ。この金で手術して治せ。半年あれば戻ってこれる。借金のことは気にするな。」と説得。卍丸も「わかったよ。帰ってきたらまた色々な物を壊そうぜ」と、これに応じた。
バックステージでは卍丸が「3月いっぱいで卍丸とみちのくプロレスの大間まぐ狼は無期限の活動停止になる。いつ戻ってくるか解らないけど、戻ってきます。」と改めてコメントした。

また、川畑代表が会見を開き、本人の希望でエルブレイザーがフリーになると発表。今後は事情に応じて出ると説明した。

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2月22日新木場大会の様子を写真でチェック