5月21日のできごとは「EF50mm F1.8 STM 発売」「N-MDU01S 発売」ほか:今日は何の日?

5月21日のおもなできごと


1999年、ソニーが「SCD-1」を発売

2005年、ソニーがポータブルHi-MDドライブ「DS-HMD1」を発売

2007年、三洋電機がエネループのUSB充電器「N-MDU01S」を発売

2015年、キヤノンが標準単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM」を発売

2015年:25年ぶりにリニューアルされた低価格単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM」



1990年に発売され、F1.8と明るく手軽な単焦点レンズとして人気の高かった「EF50mm F1.8 II」の後継モデルとして登場したのが、「EF50mm F1.8 STM」。光学設計は継承しつつ、コーティングにデジカメに適したものを採用したほか、絞りを5枚羽根から7枚羽根へと変更することで、円形の美しいボケ表現を可能にしているのが特長です。最大の進化は、ギアタイプのステッピングモーター(STM)の採用。これにより、従来よりも静かなAFを実現しました。

実売で1万5000円くらいと低価格なこともあり、初めて購入するレンズとして最適です。セットのレンズとは大きく違った写真が撮影できることもあって、このレンズを切っ掛けに、レンズ沼へとはまり込んでいく人も多いとか......。

2007年:PCなどのUSBからエネループを充電できた充電器セット「N-MDU01S」



今でも使われている乾電池型の充電池ですが、通常充電器はコンセントに挿すタイプ。それをUSBから充電可能にしてくれたのが、この「N-MDU01S」です。5V500mAというUSBの制限があるため急速充電は難しいですが、それでも単3形1本で約140分、単4形なら約120分で充電できました。充電器のサイズが小さいというのもメリットで、頻度は低いけど電池切れは困る、といったときの予備充電器としても重宝しました。

最近はリチウム充電池内蔵という機器が増え、単3形の充電池はもちろん乾電池すら使う機会が減っていますが、むしろ、出番が減っている今こそUSB対応の充電器は貴重かもしれません。モバイルバッテリーを使って充電して、古い機器を動かせますからね。もし持っていれば、充電池と一緒に保管しておきましょう。