インテルが獲得を狙うも…バルサ、マルコム売却には87億円を要求

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 バルセロナは同クラブ所属のブラジル人FWマルコムを安価な移籍金で売却するつもりはないようだ。27日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 マルコムは今シーズン開幕前に4100万ユーロ(約51億円)の移籍金でボルドーからバルセロナへ加入した。しかし、バルセロナへの適応に苦しんでいることから定位置確保には至っておらず、今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは第28節終了時点で8試合の出場にとどまっている。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では5試合出場2得点、チャンピオンズリーグでは2試合出場1得点といずれも主力として試合に絡めていない状態だ。

 今冬の移籍市場では出場機会を求めてマルコム自身が退団を希望しているとも報じられたが、最終的にはバルセロナ残留を決めていた。今シーズン終了後にはインテルが同選手の獲得を画策していると報じられているが、バルセロナは安価な移籍金で売却するつもりはないという。バルセロナはマルコムの移籍金を7000万ユーロ(約87億円)に設定し、この額を下回るオファーに対して首を縦に振るつもりはない模様だ。