札幌市豊平区平岸の繁華街で16日(2018年12月)午後8時半、大爆発が起こった。居酒屋などが入る2階建てのビルはペシャンコに崩壊。隣接した不動産仲介業者が入った建物は跡形もない。

爆発の後には火災が発生。忘年会シーズンで盛り上がっていた街は叫び声やサイレンの音で騒然となった。この爆発で子どもを含む42人の重軽傷者が出た。

爆発の影響は広範囲だ。街路樹は倒れ、40メートル離れたファミレスでは窓ガラスが大破、60メートル離れたマンションでもほとんどの窓ガラスが粉々にふき飛ぶなど、爆風の衝撃の大きさを物語っている。

爆心は居酒屋ではなく隣にあった不動産仲介業者?

現場から50メートルほど離れた場所に住む男性は爆発の瞬間を語った。室内にいた男性は「ズドン!」と窓を揺らすさまじい衝撃に驚いた。「隕石でも落ちたのかと思った。外に出たらガス臭かった」と話す。

炎に包まれた居酒屋の2階から飛び降りたという居酒屋店員の姉は、「意識が飛んでいたので、飛んだのか、飛ばされたのか分からないと言っています。気づいたら骨折していたらしい」と話す。店内にいたほかの客によると、一瞬の間に1階の天井が崩れ、2階が落ちてきたという。

元麻布消防署長の坂口隆夫さんは「ガスの臭いがあったということで、ガス爆発の可能性が極めて高い」と話す。

さらに「不動産仲介業者の建物は完全になくなっているが、居酒屋のビルは半分残っている。映像を見る限り、爆心は不動産の可能性が高い」と分析した。「飲食店で起きていたなら、もっと被害は大きかったと思います」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「天井が上から落ちてきて、死者が出なかったというのは奇跡です」

石原良純(タレント、気象予報士)「この爆風だと、歩道を歩いていてもかなり危険な状況です。車や通行人はダイレクトに影響を受けなかったのかな」

山口真由(弁護士)は「寒い時期なので、窓ガラスがないというのはかなり堪えます。札幌の人にとってここは交通の要所なので、早くもとに戻ってほしい」