女王ハレプ「より自信を持てた感じがした」。世界6位ガルシアを破り、同大会4年連続のベスト4入り[ロジャーズ・カップ]

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現地の8月10日、「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6〜12日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス準々決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第6シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)に7-5、6-1で勝利した。試合時間は1時間28分。

勝利したハレプは準決勝で、第15シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦予定。

世界ランキング1位の女王ハレプは、6月の「全仏オープン」で自身初のグランドスラムタイトルを獲得。今大会3回戦では世界ランキング14位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)にストレートで勝利した。対戦相手のガルシアは世界ランキング6位。5月の「ムトゥア マドリード・オープン」ではベスト4入りしている。

ハレプとガルシアは2017年「ロジャーズ・カップ」準々決勝でも対戦しており、ハレプが勝利。2018年も同じ舞台で顔を合わせることとなった。

試合はガルシアのサービスから。第1セット、第1ゲームでハレプはブレークに成功するが、第2ゲームでダブルフォルトをおかしてブレークバックされる。その後、互いにキープが続き5-5で迎えた第11ゲーム、ハレプがブレークに成功。続くゲームをキープして、セットを先取した。

そして第2セット、ハレプはブレークポイントを握られることなく進め、第3・第5ゲームでブレーク。ハレプの5-1で迎えたリターンゲーム、最後はガルシアのショットがアウトとなり、ハレプが再びブレーク。第2ゲームから6ゲーム連取したハレプが勝利し、同大会4年連続のベスト4進出を決めた。

WTA公式サイトによると、ハレプは試合後「第1セットは本当にタフだった。私は第1セット少しもあきらめなかった。第1セットを取った後、より自信を持てた感じがした。より動いて、より強くプレーしているように感じた」と振り返った。

また次戦について「明日も私はコートに立ち、ベストを尽くすつもりです」「失うものは何もないので、ただ準決勝でプレーするのみです」とハレプは話した。

(テニスデイリー編集部)

※写真はベスト4進出を決めたハレプ
(Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)