南北に長いベトナムの中部にある都市、ダナン(Dan Nang)。

発達目覚ましい賑やかな市内中心部では街歩きやカフェめぐりを楽しめ、ハン川を渡ればリゾートホテルの立ち並ぶビーチエリアがあり、さらに世界遺産ホイアンやフエへ足を伸ばせるとあって、近年注目を集めている都市です。

さて、ダナンに旅行するときに迷うのが、泊まるエリア。ゆったりリゾートを楽しむのであれば、アメリカのフォーブス誌が選定する「世界の魅惑のビーチベスト6」にも選ばれたダナンビーチのリゾートホテルも良いですが、アクティブに観光したい人はやはりダナン中心地のホテルが便利。

今回は、ダナン国際空港から車で10分ほどのダナン市中心部にあるサティヤホテル(Satya Hotel)に実際に宿泊したので、詳しく紹介します。

サティヤホテルはダナンの観光名所として有名なダナン大聖堂の向かいにあり、路線バスの乗り場もすぐ近く。チャム彫刻博物館とドラゴンブリッジまで徒歩5分、ハン市場へは徒歩2分、周辺にはカフェやお店もたくさんあり、ダナン観光にはぴったりのロケーションです。

また、ユネスコ世界遺産のホイアン旧市街へは30km、世界最長のケーブルカーのあることで知られるバナヒルズへは37km、ミーソン遺跡へは58kmほどの距離。

Sサティヤホテルのフロントロビーは、スタイリッシュで広々としています。

フレンドリーで親切なスタッフがお出迎え。日本語は通じませんが、英語は問題なく通じます。

今回は8階のデラックスダブルルーム・バルコニーシティービューに泊まりました。

窓からハン川の灯りの見えるゆったりとした広さのお部屋は、ウッディで落ち着いた雰囲気です。

ベッドはクイーンサイズのベッドが1台。清潔で寝心地の良いベッドです。ピローは2種類置かれており、好みに合わせて選べます。ベッドの両サイドに読書灯と電源がありました。

足元方向の壁に薄型テレビが備え付けられています。

デスクは広々としていて、パソコンを広げて仕事をしたい人にもぴったり。

端には無料サービスのミネラルウォーターとインスタントコーヒーなどが置かれています。

デスクの下には冷蔵庫(有料のミニバーあり)、セキュリティボックスがありました。

壁側にはちょっとしたソファースペースが設けられていました。ハンガーにかかったバスローブもこちらにあります。

その隣がバスルーム。広めの洗面台、シャワーブース(バスタブなし)、トイレがあります。

アメニティは、石鹸、歯ブラシ、レザー、コームなど基本的なものが用意されていました。

手前がシャワーブースで、奥がトイレです。水滴が飛んでいるわけではなく、こういうデザイン。

シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの2つが完備されていました。

トイレはウォシュレットタイプではありませんが、ごく普通の水洗トイレです。8階だからか、シャワーとトイレの水圧が少し弱い印象は受けましたが、使用には特に問題はありません。

デラックスダブルルーム・バルコニーシティービューは、その名の通り、部屋の外側にバルコニーがついており、街灯りがハン川の表面に美しく反射する様子を見ることができます。

バルコニーは東向きなので、朝早く目が覚めれば、美しい朝焼けを見られるかもしれません。

朝食つきプランで宿泊すると、2階レストランでブッフェスタイルの朝食をいただけます。

一般的な洋食メニューのほか、ベトナムらしいおかずや、フォー(米粉の麺)、南国フルーツなどがずらり。卵料理は注文してから作ってもらえます。

優しい味わいのフォーをすすり、スープを飲むと、あぁベトナムに来たんだな、という気分に。

南国フルーツでビタミンもしっかりとって、エネルギーをチャージしたら、一日アクティブに観光も楽しめるに違いありません。

今回サティヤホテルに実際に泊まった感想としては、お部屋が新しくてきれいでスタッフも親切。ダナン市街の中心地にあり立地もとても良いのに、料金はデラックスダブルルーム・バルコニーシティービュー(朝食付き)で1泊1室5,500円程度〜と手ごろなのも嬉しいです。

ゆったりと滞在を楽しむリゾートホテルではありませんが、ベトナム中部をアクティブに観光したい方の拠点としておすすめします。

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名称 Satya Hotel(サティヤホテル)
住所 155 Tran Phu Street, Hai Chau District, Da Nang, Vietnam
電話 +84 236 3588 999
チェックイン 14:00
チェックアウト 正午
公式サイト http://satyadanang.com/
Tripadvisor Satya Danang Hotel