関連画像

写真拡大

慶應義塾は10月16日、同大学総合政策学部の奥田敦教授を諭旨退職処分としたと公式ホームページ上で発表した。処分は9月29日付。奥田教授は、立場を利用して、女子学生を洗脳して不倫関係になっているなどと、『週刊新潮』に報じられていた。

慶應義塾によると、処分の理由は、学生に対する教育指導の範囲を超えた過剰な対応をして、その件に関して、所属長より注意および業務命令を受けたにもかかわらず、奥田教授がしたがわなかったことだとしている。

大学側は、所定の手続きを経て、10月12日付で奥田教授本人から提出された退職届を受理して、処分が確定した。ホームページ上では、「このような事案が生じたことは誠に遺憾であり、再発防止に努める所存です」という声明を掲載している。

慶應義塾広報室は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「学生のプライバシーに関わるため、ウェブサイトに掲載している以上の詳細は、回答できない」とコメントした。

(弁護士ドットコムニュース)