ミス・シンガポール、ファイナリスト達(画像は『Ramesh Kula 2017年7月12日付Instagram「Photo Credit: @iamsuperseph I can't even.」』のスクリーンショット)

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美を競うコンテストに勝ち抜いた女性達には人々から羨望の眼差しが注がれるものだが、シンガポールで行なわれたミスコンは少し状況が違うようだ。厳しい審査を勝ち抜いてきたファイナリストの写真が公開されると、ネチズンの痛烈なコメントが飛び交ったのだ。シンガポールのメディア『The Straits Times』や米メディア『New York Post』が伝えている。

今月8日、シンガポールで「ミス・シンガポール・ビューティー・ページェント 2017(Miss Singapore Beauty Pageant 2017)」が開催された。この大会は29年続いており、勝者はシンガポール代表として認められ活躍する機会が与えられる。そして今回、選抜されたファイナリストの写真がSNSで公開された。

しかし厳しい審査を勝ち抜いてきた彼女達に、ネチズンらは心無いコメントを浴びせかけた。

「まるで、タイのマッサージパーラーのようだ。」
「全員の体型が子供みたい。」
「言葉を失ったよ。」
「これが標準以上なの? ビールの売り子かと思った。」

同コンテストの主催者公式Facebookにも容赦ないコメントが殺到し、やむなく一部の写真を削除せざるを得なかったという。だが中には「見た目のルックスだけが完璧な美しさとは言えない。どうか気落ちしないで」「夢を追いかける全ての女性に言いたい! あなた達はなんて勇敢なんだ」といったファイナリスト達へ応援コメントも見受けられる。

実はこの「ミス・シンガポール・ビューティー・ページェント 2017」は、毎年それほど大きな話題になるようなミスコンではない。それがこのような形で有名になり、ファイナリストの女性陣も困惑していることだろう。彼女達はこのミスコンがミス・ユニバースやミス・ワールドとはレベルが違うことを重々承知しているそうだ。

ちなみに8月25日にはグランプリ受賞者が決定されるとのこと。気になる方は公式インスタグラムをチェックしてみてはいかがだろうか。

今回はミスコンで美の高い評価をネチズンに求められた彼女達だったが、ジンバブエでは反対に最も醜い男性を選ぶコンテストが開催された。しかし「納得できない」と2位が大荒れする出来事があった。

画像は『Ramesh Kula 2017年7月12日付Instagram「Photo Credit: @iamsuperseph I can't even.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)