1日、大気汚染問題が深刻化している韓国で、工場の煙突から出る煙をなくす日本の技術が注目を集めている。写真は焼却炉の煙突。

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2017年5月1日、大気汚染問題が深刻化している韓国で、工場の煙突から出る煙をなくす日本の技術が注目を集めている。

韓国・SBSによると、深刻化する大気汚染問題を解決するため、韓国では現在、工場の煙突から出る煤煙を減らすための方案が検討されている。一方、日本の東京では煙の出る工場の煙突はほとんど見かけられない。それは東京都が全ての煤煙施設を管理しているためだという。

東京の練馬にある清掃工場の焼却炉では1日に500トンものごみが燃やされている。しかし、焼却する過程で発生する汚染物質は先端の吸着フィルターなどを通じて99%以上が除去されている。現在は2基のごみ焼却炉が稼働しているが、煙突に煙は見られない。窒素酸化物の排出量は31ppmと韓国の基準値である200ppmの15%に過ぎず、粉じんは全く発生しない。このように、東京では清掃工場の多くが先端施設に変更されたことで、煙突から出る煙がほぼ消えたという。

東京都はソウルの2倍にあたる84カ所に大気測定施設を設置し、工場周辺の大気状況をリアルタイムで確認している。徹底した管理が功を奏し、東京の最近の微小粒子状物質PM2.5の濃度は平均12.8マイクログラムと、ソウルの約半分を記録している。また、東京都は千葉市など9の近隣都市と協約を結び、自動車の煤煙減少政策も推進している。

この報道は韓国のネットユーザーの間で注目を集め、多くのコメントが寄せられている。コメントの中では「確実に日本は先進国。やっぱり韓国とは違うね」「日本に住んでいるが、韓国とは空気が全く違うよ」「煙を出さない技術。日本は素晴らしい国だと認めざるを得ない」「日本のこういうところが好き」「そんな技術があったなんて!日本がうらやましい」「日本が嫌いでも学ぶべきところは学ぼう」「日韓のレベルの違いを感じる。いくつかの産業では日本を追い越したが、総体的に見ると日本ははるか上にいる。技術にも差があるし、仕事をする人たちのマインドから違う」など日本を称賛する声が目立った。

そのほか「サッカーに命を懸けるのではなく、先にこういう問題を改善させよう」「韓国版の煙突フィルターを作ると言って税金を盗もうとする人が出てきそう。何もしない方がまし」「韓国だけではなく中国も早く導入するべき」などの声もみられた。(翻訳・編集/堂本)