新鮮な野菜をイメージしたグリーンを基調としたＳＴＯＲＥ100

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生鮮野菜などを100円均一で販売するローソン2651の新しいタイプのコンビニエンスストア「ＳＴＯＲＥ（ストア）100」第１号店が27日、東京都練馬区にオープンした。４月に発足したローソンの100％子会社「バリューローソン」（下畑幸政社長）が運営。成長が鈍化している既存のコンビニ分野に加え、新しい客層を獲得するため、これまでコンビニをあまり利用していなかった主婦、高齢者層にターゲットを絞り、ニーズの高い青果や日用品を手ごろな価格で販売する。

　店内は約130平方メートルで、商品は弁当類（最大税込み420円）を除いた約９割が100円（税込み105円）。メインの青果はキャベツやほうれん草、アスパラガス、パイナップルなど80品目を用意。ティッシュや雑誌など、既存のコンビニ店的な日用品もある。

　昼時ということもあり、店内は主婦やお年寄りでにぎわっていた。近所に住む会社員、外園祐子さん（27）は「並んでいる野菜もきれいだし、ほとんどの商品が100円で助かる」と野菜コーナーを見ていた。飛田嘉康さん（71）は「暮らしに必要なものはだいたいそろっている。近くにこういう店ができてうれしい」と話していた。

　同社では、ストア100を、来年２月までに関東で100店舗、３年後までに関東、近畿、東海など都市圏中心に700〜1000店まで増やしていく方針。営業時間は基本的に午前７時から午後11時まで。年中無休。30日には品川に２号店がオープンする。【了】