「新しいお店が出来たから、一緒に行かない?」と言われれば、誰でも心が動く、はず!

ここではグルメな女性の胃袋とハートを掴めること間違いなし、オープン半年以内の新店3軒をご紹介。彼女の好みはフレンチ、和食、それともイタリアン?



「『スペシャリテ』エランヴィタール」
ハーブと遊び心が満載のスペシャリテに魅了される『Élan.MIYAMOTO』

恵比寿/フレンチ


フレンチの名店『シェ松尾』で21年間務め上げた宮本英也氏が、待望の独立を果たした。すべてのコースで登場する「“スペシャリテ”エランヴィタール」は、まさに料理人として積み重ねてきた技や感性、人と縁によって完成された一皿だ。

年間200種類以上栽培する青森の大西ハーブ農園から届く完全無農薬のハーブを使用して野菜やエディブルフラワーとともに盛り付け。その中に5種類の素材を隠したサプライズは女性が喜ぶこと請け合いだ。

ディナーコースは¥6,480、¥9,720、¥12,960の3種類を用意。



「北海道サフォーク種 骨付仔羊と矢々崎農園小野菜のロースト」¥5,184。6月からディナータイムのカウンター席限定でアラカルトもスタート



6mのカウンターに6席という贅沢な造りで、テーブル席もゆったりと配置されている




カウンターには、立派なおでん鍋が2台鎮座する
奈良の“おでんと国酒”の名店が東京へ初進出
『麻布十番 すぎ乃』

麻布十番/和食


麻布十番商店街のメイン通りに誕生したのは、奈良で4店舗を展開する『おでん 酒庵 すぎ乃』による初の東京店。鰹と昆布をベースにした関西風の透き通った出汁は、創業以来20年以上に亘って常に進化し続けている店の顔であり、東京でも健在だ。

大根や玉子などの鉄板から、蓮根挟み揚げやはもなど、季節やオリジナリティを感じる種も魅力的(¥216〜)。

「各地の蔵元を訪れて出会った日本酒はもちろんですが、その土地で食べて感動した食材もメニューに組み込まれています」と語るのは、代表の杉野公一氏。おでん出汁がベースの自家製ポン酢で味わう希少な宮崎県産の銘柄豚を使った「あじ豚の豚しゃぶ」(1人前¥2,160)もぜひ!



「活毛ガニ 土佐酢ジュレ掛け」¥3,240



「三井の寿」「磯自慢」「松の寿」など全国の銘酒がそろう。グラス¥540〜、片口¥1,728〜



入り口に吊るされた杉玉と真っ白な外観が目印


続いて目にも楽しいイタリアンの新店をご紹介!



2種類あるコースのアペリティーヴォ、お食事の前に軽いスナック。お弁当箱に入ったスナックなど賑やか
イタリアの今の風が吹く、遊び心満載の色彩と香りの料理『リストランテ センソ』

白金台/イタリアン


イタリアのミシュラン星付きレストランで長年腕を振るってきた近藤正之シェフが帰国。2016年2月のオープンから実力派シェフの新店として話題の的に。

感性を喚起させる料理を得意とする近藤さんが選んだビールは、イタリア中部ウンブリア地方のブルワリーのもの。造りの確かさに裏打ちされた個性際立つイタリアビールは近藤さんの料理とも相性がいい。

モダンな料理のコースの最初を飾るのは発想が楽しいスナック類で、ビールともベストマッチ。可愛らしいビジュアルの料理に、彼女も歓声を上げるはず。



緑色の野菜たち、卵黄とフレッシュチーズ。一度冷凍してから解凍した卵黄は何とも言えない不思議な食感。この日は京野菜の白菜で包んであった



左.ビッラ フレアのビアンカ ランチア¥1,200(330ml)はフルーティですっきりした味わい。右.コスタンツァ¥1,200(330ml)はコクとほのかな苦みがある



近藤さんはアルバの『ロカンダ デル ピローネ』で6年間一つ星を保持していた