アナタはどう?あえて「子どもを望まない」夫婦の共通点3つ
最近は“子どもが好きか嫌いか”に関わらず、共働きしながら2人で生きる選択をする夫婦が増えています。山口智子さんの人生観も話題を呼んでいますよね。
しかしその一方で、親世代の“子どもがいない人生は不幸”という価値観や、世間の風当たりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、多くの夫婦を円満に導いてきた恋愛コンサルタントの筆者が、あえて“子どもを望まない”選択をする夫婦の共通点をご紹介します。
■なぜ親世代には「子ども神話」があるのか
人口が増えるほど経済が豊かになると信じられていた時代は、老後は子どもに面倒を見てもらうのが一般的でした。また、多くの専業主婦にとっては、子どもが唯一の生きがいでもありました。さらに、“子どもに財産を存続することが成功の証”という古い男性の概念もあり、親世代には子どものいない人生は不幸という価値観が根強く残っているようです。
しかし、本当に子どもがいなければ幸せになれないのでしょうか? そんなことは決してありません。今は老後の生き方にも様々な選択肢がありますし、むしろ子どもがいないからこそ夫婦愛が深いカップルもいます。子どもを望むか望まないかは、“何を大切に生きるか”という考え方の違いでしょう。
■あえて「子どもを望まない」夫婦の共通点
(1) 妻がライフワークとなる仕事を持っている
妻にも“生きがい”となる仕事がある場合、人によっては子育てと両立をしない選択をすることがあります。多くを望んでどちらも中途半端にならないためでしょう。仕事で輝いている妻を愛する夫にとっても、この選択は自然なことかもしれません。
(2)夫婦で「余裕のある生き方」を楽しみたい
夫婦で趣味を楽しみ“共通の時間”を満喫していることも、あえて子どもを望まない夫婦の特徴です。子育てを人生の目的とするより、夫婦の時間を大切にして2人で余裕のある生き方を楽しみたいと考えているのです。
(3)2人で向き合う人生に十分な満足感がある
“魂のパートナーは親子ではなく夫婦である”という考え方もあります。夫婦で向き合い2人で完結する関係に満足し幸せを感じているのです。お互いが妻であり夫であるだけでなく、親友や兄妹、親子の役割まで果たすパートナーシップといえるでしょう。
いかがでしたか? たしかに子どもはかげがえのない愛と希望を与えてくれます。しかし、子どもを産み育てるかどうかはその人の考え方次第ではないでしょうか?
筆者にも子どもがいませんが、クライアントが我が子のようですし夫婦で十分満ち足りています。そんな、それぞれの価値観を尊重できる世の中がもうすぐそこにきているのかもしれませんね。
【著者略歴】
※ 珠艶・・・ 美容整体師・ヒーラー・恋愛コンサルタント。美人になる整体、幸せになるヒーリング、自分らしい恋愛・結婚をテーマに多くの女性をサポートする美容整体・ヒーリングサロン『レボルシオン』の総合セラピスト。仙台・東京を中心に活動。著書『女整体師が教える快感のスイッチ』他。
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