長友、インテルと契約延長か…移籍濃厚から一転し残留の可能性が浮上

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 インテルに所属する日本代表DF長友佑都が、移籍濃厚から一転、同クラブと契約を延長する可能性が浮上してきた。27日、イタリアメディア『Calciomercato.com』など、複数メディアが報じている。

 同クラブは、左サイドバックの補強に動いていたが、獲得候補に挙がっていたレアル・マドリード所属のポルトガル代表DFファビオ・コエントランは、26日にモナコへの移籍が決定。その他の候補、アトレティコ・マドリードのスペイン人DFギリェルメ・シケイラや、ナポリに所属するアルジェリア代表DFファウジ・グラムなどの獲得も噂されているが、思うように補強が進んでいない。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、イタリア人DFダニーロ・ダンブロージオとブラジル代表DFフアン・ジェズスの去就が不透明になっており、クラブは、長友に2年間の契約延長の打診をするのではないかと報じている。

 現在28歳の長友は、2011年にチェゼーナからインテルへ完全移籍を果たす。移籍当初からレギュラーとして活躍するが、昨シーズンは度重なる負傷で出場機会が減少。セリエAでの出場が14試合に留まり、様々な移籍話が浮上するも、まだ合意には至っていない。

 この夏の移籍市場も残り4日。長友の去就に注目が集まっている。