主に思春期のころに「自分は特別な人間だ」と錯覚して痛い言動をしてしまう中二病。黒歴史として封印したい人もいると思いますが、大人になれば「あのころは子どもだったなあ」と笑って済ませることができます。しかし大人になってからも、何かの拍子に黒歴史をつくってしまった人も多いのでは? 今回は社会人男女に「大人になってからやってしまった黒歴史」について聞いてみました。


ホストクラブ通い

ホストクラブに通いまくったことは今の彼氏には絶対に言えない。クリスマスのお会計なんて30万を越えていた。貯金も全てホストに使ってしまいましたが、周りの友達から説得されて通うのをやめた。今となっては立派な黒歴史」(女性/27歳/サービス)


イケメンに囲まれてお酒を飲むのは楽しいかもしれませんが、我に返ったときにむなしさが襲ってきそうです。

■離婚6回、結婚7回

「6回離婚をして、7回結婚をしたこと。恋多き男だから。離婚届はいつも僕が区役所に一人で出しに行っていた。ちなみに結婚式は3回挙げた」(男性/50歳/飲食)

そんなに結婚できること自体がうらやましい!? でも相手はどんどん複雑な気分になりそうですよね……。

■妄想小説

「好きなバンドマンと恋愛をする妄想小説を書いて、友達に配って回ったことがある……」(女性/29歳/出版)

小説を書いて自分1人で楽しむだけならまだしも、人に配ってしまうと、完全に痛い子認定されそうです。

■ロリータファッション

「大人になってから、お人形さんのようなロリータファッションにハマってしまったこと。たくさん買って、一度も袖を通さずに終わったものもある。さすがにアラサーでロリータファッションは痛いし、ようやく自分には似合わないと感じ始め、タンスの肥やしになっている」(女性/27歳/人材)


若いころからずっとロリータファッションが好きで、大人になっても着続ける人もいますが、大人になってからデビューする人もいるのですね。しかし、ロリータ服は高いものも多いので、大人になってからじゃないとたくさんは買えないという理由もありそう。


■「会社を動かす人になりたいです!」

「入社式の帰り、テレビの街頭インタビューを受けた。今後の意気込みを聞かれ、そのときは生き生きとしてやる気に満ちあふれているフレッシャーズだったので、堂々と『会社を動かす人になりたいです!』と答えた。放送を見た同じ会社の人たちからは失笑された」(男性/28歳/建築)


そのあと実際に活躍すればよいですが、黒歴史にしたということは、いわゆる「意識高い系」の新入社員だったようですね。


大人になってからの黒歴史は、子どものころの黒歴史以上に恥ずかしく感じそうです。とはいえ、誰しもたまには道を踏み外すことがあるもの。これからは黒歴史を作らないよう、大人な振る舞いをしていきたいですね。


(姫野ケイ+プレスラボ)