「打ち切りドラマ」悲しきノンヒット・パレード(6)川口春奈は“視聴率恐怖症”に

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 現在、低視聴率女王のチャンピオンベルトを巻いているのは川口春奈だろう。2013年のゴールデン初主演ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)は8話で打ち切られ、その平均視聴率は3.8%。同じく低視聴率により8話で打ち切られた2012年4月期放送のフジテレビ系「家族のうた」(オダギリジョー主演)の平均3.9%を下回り、テレビ東京を除く、今世紀以降のプライム帯(午後7〜11時)で放送された民放の連続ドラマの最低を更新した。

「それ以前にも、『桜蘭高校ホスト部』(2011年/TBS系)は平均2.8%、『放課後はミステリーとともに』(2012年/TBS系)は1.5%、『天魔さんがゆく』(2013年/TBS系)は1.4%と出演したドラマは、深夜帯とはいえいずれも散々な結果でした」(テレビ誌ライター)

「夫のカノジョ」は39歳の主婦(鈴木砂羽)と20歳のOL(川口)が入れ替わるファンタジー・コメディ。「入れ替わりものは新鮮味に欠けるため、ドラマファンは食指を動かしません。ましてや裏番組は今季トップの視聴率を更新中の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)だったため、メディアに面白おかしく対比されてしまった。事務所は彼女が数字を気にしないように『ネット閲覧禁止令』を出したようですが、本人は後に“視聴率恐怖症”に陥っていたことを告白しています」

 川口には屈辱をバネにして大ヒット作を生み出してもらいたい。