製造業派遣や登録型派遣の原則禁止を骨子とする労働者派遣法改正案が、この通常国会に提出される運びとなっている。元々は厚労省の公労使で構成する労働政策審議会において、日雇い派遣の原則禁止を中心とする改正案が打ち出され、事実、08年11月に国会に提出された経緯がある。ところが民主党政権に交代後、長妻昭厚労相が労働政策審議会に改めて改正を諮問し、結果的に民主党がマニフェストに掲げた内容通りの改正案になった