自民党が294議席を確保して大勝した第46回衆院選を翌日のフランス各紙はどのように伝えたのだろうか。今回の選挙を取り上げたル・モンド、フィガロ、リベラシオン各主要日刊紙のうち、もっとも大きく扱ったのはル・モンド紙だ。二面の大部分を今回の衆院選結果に割いた。同紙は同選挙における日本の政治状況を一通り説明しつつ、安倍自民党の勝利は今後、尖閣諸島をきっかけとした日本と中国の対立をさらに高めると伝えた。東シナ