J1川崎の鬼木達監督(50)の今季限りでの退任が発表された。8年間で2度の連覇を含むJ1リーグ優勝4回など、7度のタイトル獲得にチームを導き黄金期を作った。今季はリーグ戦で低迷し2年ぶりの無冠。名将が退くに至った理由は何か。かつての王者が立たされた岐路について考えた。一つの時代の終焉(しゅうえん)を象徴した試合だ。13日のルヴァン杯準決勝第2戦の新潟戦(U等々力)。第1戦の3点ビハインドをはね