世の中で使われている敬語のなかには、日本語として間違っているものも少なくない。コピーライターの前田めぐるさんは「『頂戴する』『させていただく』という表現には要注意だ。一見、丁寧な表現のように感じるが、日本語の使い方をひもといていくとおかしな敬語になっていることが分かる」という――。(第2回)※本稿は、前田めぐる『その敬語、盛りすぎです!』(青春新書インテリジェンス)の一部を再編集したものです。写真