旧日本陸軍の「隼」は、旧海軍の零戦とよく比較されます。火力、速度、航続力で零戦が上であるため「陸軍が零戦を採用していれば」とまでいわれますが、大戦後期まで連合軍戦闘機と互角に戦えた名戦闘機でもあります。当初は不採用になりかけた旧日本陸軍の一式戦闘機「隼」。旧日本海軍の零式艦上戦闘機(零戦)に次ぐ、日本で2番目の多さとなる5751機が生産されました。運動性能が高く、航続距離が長く、機体規模も近い「隼」