[シドニー 6日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は6日、ニュージーランド経済についての報告書で、同国中央銀行はインフレ率が目標レンジ内に収まるまで引き締め的な金融政策を維持すべきだとの見解を示した。政府に対しては支出抑制を促した。OECDは「データに依存した金融政策を維持するべきだ。インフレ率が中銀の目標レンジに達する時期が見通せず、負の世界的ショックが加わるリスクもある」と指摘した。