バイデン大統領と岸田首相(写真:AFP=時事)政治改革国会での与野党攻防から逃れるように、岸田文雄首相が8日から1週間の日程で、国賓待遇での訪米に打って出た。自民党の大苦戦が確実視される「4.28トリプル補選」を控え、「派手な首脳外交での存在感アピールで、苦境打開を狙った乾坤一擲の訪米」(側近)だったが、結果的に党・内閣の支持率大幅上昇にはつながらず、ネット上では「感傷旅行」と皮肉る書き込みも相次いだ。「