中長期経営計画の会見に登壇した堀場弾氏。「将来の社長就任は既定路線」と見る向きが強い(記者撮影)分析機器メーカー大手の堀場製作所。世界シェア約8割を握る自動車のエンジン排ガス測定装置など自動車関連が看板事業だ。日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の石や砂の化学分析に参加したことでも知られる。同社の株価はこの1年で急騰している。1年前の7500円前後から足元は1万5000円超と約2倍に