映画監督だった72歳のおばあちゃんが、自分が書いた脚本の中に入り込み、数奇な旅に出るという奇想天外“メタ”コメディー『レオノールの脳内ヒプナゴジア』が現在公開中です。監督のマルティカ・ラミレス・エスコバルさんは、21歳から8年の歳月と自費を投じて、世界中の映画祭を席巻した感涙のアクション・エンターテインメントを完成させました。カラフルな脳、フォトコピーする幽霊、妊娠した男性など生者と死者の境界が曖昧な