石井琢朗コーチ(写真・時事通信)2021年シーズンの横浜DeNAは、54勝73敗16分で首位ヤクルトから20ゲーム差をつけられ、最下位に沈んだ。ところが今季は、一時首位ヤクルトに17.5ゲーム差をつけられながら、8月の快進撃で現在、5.5ゲーム差と2位を維持している。他チームに比べて選手の補強に特筆すべきものはなかったが、なぜここまで巻き返すことができたのか。横浜担当記者が解説する。「もともと打線は12球団一といわれる