俳優のピエール瀧さんが刑事処分を受けたことで助成金を不交付としたのは、違法だとして、映画『宮本から君へ』の制作会社が、独立行政法人「日本芸術文化振興会」を相手取り、処分の取り消しをもとめた訴訟の控訴審判決が3月3日、東京高裁であった。東京高裁の足立哲裁判長は、処分は違法として取り消しを命じた1審・東京地裁判決を取り消し、原告の請求を棄却する逆転判決を言い渡した。判決後、原告側は「表現活動に影響及ぼす