「ワイロと違法行為見逃し」のエコシステムが、復活するのだろうか。北朝鮮の国境に接した地域では、多くの人々が違法な商売を行い、保衛部(秘密警察)や安全部(警察)、国境警備隊は彼らからワイロを受け取って見逃すことで収入としていた。それを知っていた中央当局は、地方の商人や行政としがらみのない平壌の検閲チームを送り込み、厳しい取り締まりを続けた。そのため、従来のようにワイロを気軽にやりとりできる雰囲気では