最長で月220時間を超える残業などでうつ病を発症したとして、40代の男性が元勤務先に対し、逸失利益など約6900万円を求めた裁判の判決が2月22日、東京地裁であった。会社側に安全配慮義務違反などがあったとして、約2400万円の支払いが命じられた。訴えられたのは、ネット通販などを手掛ける「ストリーム」(東証二部)。原告の男性は、倉庫内の商品管理や発送などに従事していた。男性が2013年11月に別の物流センターに異動したと