大阪市北新地の心療内科医院の放火殺人事件では、25人もの死者を出す惨事となった。衝撃を受ける遺族にとってさらにショックなのは、十分な補償がなされない可能性があるということだ。被害者の多くが無職だったとされることから、犯罪被害給付制度における補償額は、最低で自動車事故で受け取れる補償の3分の1程度になってしまうという。被害者遺族の代理人をつとめる奥村昌裕弁護士らは国に対して、自動車事故で死亡した場合と同