外国人収容者に対する非人道的なあつかいが批判されている入管行政。2021年は、コロナ対策で「三密」を避けるため、これまでの方針から一転、一時的に身柄を解く「仮放免」が進んだ。出入国在留管理庁によると、全国6カ所の収容施設と空港支局に収容されている外国人の数は、2021年11月15日時点で計134人まで減っている。だが、職員による過剰な制圧によってケガを負う人、体調不良を訴えても外部の医療機関の診察を受けられず、栄