その昔、喫茶店や食堂のテーブルに置かれていた魅惑の暇つぶし。昭和のレトロアイテムが次々と消えゆく中、現役の背景を探ると──。「今でも月約150〜200台ほど売れています。昔からずっと同じ金型を修理しながら使って製造していますので、見た目も性能も変わりません。おみくじ1回の値段も100円のまま据え置きです」と話すのは、岩手県滝沢市の「北多摩製作所」の取締役営業本部長・進藤卓弥さん。球体のマシンには12星座