2007年に初めて観測された「高速電波バースト」(FRB:Fast Radio Burst)は千分の数秒というごく短時間だけ強力な電波が放出される突発的な現象で、その発生源は明らかになっていません。高速電波バーストの一部は同じ方向から複数回検出される反復的な現象であることが知られていますが、そのうちの一つ「FRB 121102」には約157日ごとに繰り返される規則的な活動周期があるとする研究成果が発表されています。■90日間の活動期と