2010年、天の川銀河の銀河円盤から上下に向かってそれぞれ3万光年近くの高さまで広がる泡状の構造「フェルミ・バブル」が見つかりました。フェルミ・バブルは天の川銀河の中心で発生した爆発現象によって形成されたとみられていますが、この爆発にともなって発生したフレアが大小マゼラン雲から伸びる「マゼラニックストリーム」にまで影響を及ぼしていたとする研究成果が発表されています。■フレアは銀河中心から20万光年離れた