今も膨張し続けているとされる宇宙。その膨張速度を示す「ハッブル定数」を求めるための新手法として、強い重力によって光が曲げられる「重力レンズ」を利用した新しい方法が登場しました。ハワイのW.M.ケック天文台から10月22日付で発表されています。■手法によって異なるハッブル定数の計算値今回の研究では、手前に存在する銀河がもたらす重力レンズの効果によって複数の像に分裂して見える「クエーサー」(中心付近が全体より