新たな成長市場を見いだすのは難しい。そう考えるのは、まだ早い。成長市場は意外なところにあるのだ。ビルやプラントの解体などを手がけるベステラ(東京・墨田区)は、デジタル技術を駆使し、解体業に創造的破壊(デジタル・ディスラプション)を巻き起こしつつある。神戸大学大学院の栗木契教授が解説する――。■縮むパイの中にある成長市場今、日本国内に閉塞感が蔓延するのは、成長市場が見いだしにくい経済環境にその根本を