劇作家としても知られる山下澄人さんの小説『しんせかい』(新潮社刊)が、第156回芥川賞を受賞した。山下さんは、倉本聰さんが主宰していた「富良野塾」の塾生でもあり、『しんせかい』には「富良野塾」時代の実体験ともとれるエピソードが多数。自伝的小説や私小説とも読めるが、山下さんは「私小説と呼んでもらってもいいし、そうでなく読んでもらってもいい」と、以前「新刊JP」が行ったインタビューで煙に巻いていた。フィク
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劇作家としても知られる山下澄人さんの小説『しんせかい』(新潮社刊)が、第156回芥川賞を受賞した。山下さんは、倉本聰さんが主宰していた「富良野塾」の塾生でもあり、『しんせかい』には「富良野塾」時代の実体験ともとれるエピソードが多数。自伝的小説や私小説とも読めるが、山下さんは「私小説と呼んでもらってもいいし、そうでなく読んでもらってもいい」と、以前「新刊JP」が行ったインタビューで煙に巻いていた。フィク