上原彩子、ホステスプロとしての責務は果たした(撮影:福田文平)

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<ANAインスピレーション 2日目◇3日◇ミッションヒルズカントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>
 日本企業の全日本空輸がタイトルスポンサーになってリニューアルした米国女子メジャー初戦「ANAインスピレーション」。日本勢は5人が出場し13位タイの宮里藍を筆頭に、42位タイの上原彩子、横峯さくら、63位タイで宮里美香の4人が予選通過を果たした。野村敏京はトータル7オーバーとスコアを落とし予選落ちとなっている。
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 ANAと契約を結ぶホステスプロの上原はイーブンパーからのスタート。3番、4番と連続バーディを奪うと、6番でもバーディを奪って一時はリーダーボードの上位に顔を出した。しかし、「良くないマネジメントがありましたね。それが良い流れを切らしてしまった要因」と7番、9番、11番と立て続けにボギー。16番もボギーとしてスコアを落としてのフィニッシュとなった。
 流れを切らした後半は「スコアを背負ってしまうと良いスイングができない。流れが大事ですね」と予選通過に目標を設定しなおしてセーフティにプレー。きっちりとホステスプロとしての責務を果たす予選通過をもぎ取った。「残り2日はのびのびと頑張ります」。2013年大会は19位タイに入るなど決して苦手とはしていない。まずはムービングデーの浮上を目指す。
 唯一の予選落ちとなった野村は2日間通じてバーディがゼロ。「長いパーパットは入るのに、バーディがこなくてつらかったです。ショットはセカンドが右に飛んでいく球が出てそこからおかしくなってしまいました。シャンクほどではないけど4回くらい」と終始苦しいゴルフで浮上のきっかけをつかめなかった。次戦の舞台であるハワイに早めに渡り修正に努めていく。
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