アーティスト志向が強い赤西仁(写真はツイッターより)

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 赤西仁(30)と黒木メイサ(26)が、都内のインターナショナルスクールに長女(2)を連れて見学に訪れたと、3月31日発売の「女性自身」(光文社)が報じた。

 記事によると、赤西・黒木ともに学校について真剣に質問をしていたようで、「本当に娘さんを入学させたいという、ご夫婦の思いがひしひしと伝わってきました」とスクール関係者が語っている。

 この学校は大使館職員の子供や富裕層が通う人気校で、授業は英語オンリー。グローバルな人材を育てるにはうってつけ。

 だからこそ、二人はこの学校にこだわっている。娘をグローバルに育てれば、自分たちが海外進出したときに、問題なくアメリカで暮らすことができるからだ。

これからの黒木と、過去の人・赤西

 この1年、ドラマや映画に多数出演してきた黒木は、ハリウッド進出も視野に入れて活動してきた。海外受けするルックスに加えて、事務所も海外部門を立ち上げたことから、本気度がうかがえる。

 対して赤西は、すでに海外進出を果たした過去がある。2011年、「TEST DRIVE featuring JASON DERULO」が米iTunesのチャートで1位と大々的に報道されたが、実際はマイナーなダンスチャートのことだった。2013年には、ハリウッド版『忠臣蔵』、映画『47RONIN』に出演したが、1億ドル以上の損失を出す失敗作で終わっている。

 そして2014年、国内に活動を戻して自主レーベルを立ち上げ、シングルをリリース。売上げは4万枚と好調のように見えるが、ジャニーズ時代のファンが離れつつあり、今後の売上げ上昇は見込めない現状だ。

「あるようでない実績」

 黒木の海外進出と、赤西の再進出は、果たして成功するのだろうか?

 芸能関係者に聞くと、こんな答えが返ってきた。

「赤西は、アーティストとしても役者としても、海外で受け入れられなかった現実があります。再出発で成功させるのは難しいでしょう。黒木も映画版『ルパン三世』で海外を狙っていたようですが、それほど評価はよくありません。海外での実績があるようでない二人ですから、ファンや仕事がある国内にとどまった方がベストだとは思います」

 だが、二人は娘をインターに通わせて、着々と海外移住への下地を作ろうとしている。海外進出を繰り返しては失敗している赤西だが、娘がインターを卒業したら、今度は家族ぐるみで海外へ挑戦するのだろうか。

(取材・文/タナカアツシ)