学生の窓口編集部

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周りの慶応生にテニスサークルのイメージを聞いてみると、「遊んでいるっていうイメージがあります」(文学部・2年男性)、「実際は出会い系サークルでしょ?」(法学部・2年女性)という声が。慶應に限らずかもしれませんが、テニスサークルというとなぜかナンパで遊んでそうなイメージを思い描く人が少なくありません。そこで実際のところはどうなのか、所属している人たちにストレートにぶつけてみました!

■意外と多い練習量

「練習もしっかりしています。参加自由ではありますが、13〜17時まで週5日練習しています」(経済学部・3年男性)

「コートを予約する当番があって、学外にあるコートを平日は毎日おさえてあるので、いつでも汗を流せます。中には毎日練習している人もいますね」(商学部・3年男性)

まず驚かされたのが、その活発な活動内容。週4〜5日ぐらいの練習日をとっているというのが珍しくないようです。活動は基本的に強制ではなく、自由参加という形をとっていますが、毎日参加している人も少なくないそうです。

体育会でなくとも輝かしい成績をあげるサークルがしのぎを削るだけに、「どちらかと言えば、ほかのサークルよりも真面目なサークルが多いと思う」と口を揃えます。

■一部にはこんなウワサも……

とはいえ、公認、非公認合わせて100団体はあるのではないかと言われる慶應のテニスサークル。中には世間のメージ通りのナンパなサークルも少なからずあるようです。

「同じサークルの男性4人と同時進行で付き合っているという女子がいるという話を聞いたことがあります……」(商学部・3年男性)

「新歓のときは、いろんなテニスサークルの情報を教えてくれますよ。いろいろと聞いてみるのも良いと思いますし、雰囲気は服装に現れるもの。もし、ちゃらいサークルを避けたいなら、服装である程度見分けられると思います」(薬学部・3年女性)

ひと口にテニサーといっても、活動の内容や雰囲気はバラバラ。数が多い分、自分に合うサークルを見つけるのは大変ですが、服装で見分けるというのはアリかもしれません。

■圧倒的な人数が魅力。テニスサークルは友人などを作るにはもってこい

「公認のテニスサークルは、途中入部が認められていません。募集期間も1週間ぐらいと短いため、とりあえず入るという人が多いんですよ。うちのサークルでも新入生が100人くらい入ります。逆にいうと、学部の垣根を越えて友人を作りたい、実は僕もそんな軽い気持ちで入りましたが、いまだに続けています。授業情報を知りたいという人にはぴったりですよ」(経済学部・2年男性)

友人も作りやすいですし、履修に関しての情報も集まりやすいというのは説得力のあるところです。サークルによっては掛け持ちしても構わないというのもありますから、ナンパなイメージにとらわれずに、いろいろなサークルをのぞいてみて、ぜひ自分に合ったサークルをを見つけてください! 

(文・インパクト、慶応義塾大学文学部3年 佐藤)