P・カンナヴァーロが腕に刻んだカタカナのタトゥー…実は“親友”中田英寿氏が伝授

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 出場機会を求め昨年1月にナポリを離れた元イタリア代表DFパオロ・カンナヴァーロは、サッスオーロで今シーズンもチームの精神的支柱として活躍している。

 パルマ時代は元日本代表MF中田英寿氏と同僚だったカンナヴァーロ。「ナカタとの出会いは僕にとって本当に貴重なものだった」と、今月24日発売の『サッカーゲームキング』のインタビュー内で当時を振り返った。

「彼の生き方、サッカーに対する姿勢、そのスタイル、すべてが好きだった」と語るカンナヴァーロは、中田氏と親しくなるまでそう時間はかからなかったという。カンナヴァーロが、両腕に入れたタトゥーにまつわるエピソードを語ってくれた。

「ナカタとはすぐに親友になった。僕の子どもたちのためにいつも日本からビスケットを取り寄せてくれたり、息子の名前を日本語にしてくれたり。そのタトゥーが今も僕の肌に刻まれているよ」

 実際、カンナヴァーロの左前腕部には中田氏から教わったというカタカナで息子の名前「マヌエル」のタトゥーが刻まれている。それだけでなく、「ゲイシャ風の女性とサムライ。あとは花の名前も。日本語で『ボタン』と彫ってある」と明かした。

 大の日本好きとして知られる兄のファビオ・カンナヴァーロ同様に、弟も日本に強い関心を寄せている。その陰には、パルマ時代の親友である中田氏からの影響があるようだ。