UFOオタクが「米空軍のUFO目撃情報」13万ページを集めてネットに公開!世界中で話題に

写真拡大

米空軍が当時機密情報に指定し現在公文書として公開されているUFOの目撃情報の資料13万ページをデータベース化したUFOマニアのウェブサイトが大きな話題となり世界中の主要メディアなどでも紹介されている。

33歳のUFOマニア、ジョン・グリーンウォルド氏が開設した「The Black Vault」は、1947年から1969年の間に米国空軍の中で極秘で行われていた「ブルーブック・プロジェクト」の記録。実際にオハイオ州のライトパターソン空軍基地で行われていたプロジェクトで1万200件以上のUFO目撃証言をリポートしたものだ。

グリーンウォルド氏は、この情報を15年以上も前から公開請求を行っており、その執念が実り晴れて機密指定が解除。これらの情報が現在ワシントンDCの国立公文書館にマイクロフィルムで所蔵されているが、これらを1万ものPDFファイルとして収集、今回ウェブサイトで誰でも見れるように公開している。

その多くの目撃情報は、錯覚や精神疾患、アルコールの影響など精神状態が不安定な人からの通報も少なくないが、1961年4月18日、ウィスコンシン州で農夫ジョセフ・シモントンがUFOから降り立った宇宙人からパンケーキを貰ったというケースのように、精神状態は極めて良好で、実際に起こりうるケースとして報告されているにも関わらず、証拠不十分で「幻覚による妄想」と結論付けられているものの少なくないという。

「ブルーブック・プロジェクト」は安全保障上の脅威ではないこと、当時の科学の知識の範囲外であること、UFOと結論づけられる乗り物の物的証拠がないといった理由から、「UFOや宇宙人は存在しない」と結論付けプロジェクトの終了を宣言している。

結局のところ公開中の資料に巷で言われていたような宇宙人と米空軍の接触といった決定的な情報は掲載されていないようだが、グリーンウォルド氏は「このレポートは黒塗りの部分が余りにも多すぎる」未だに何か大きな陰謀が進行されている兆候だと、語っているという。

※画像はイメージです
映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』より

【参照リンク】